大澤クリニック

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歯科 健診・人間ドック

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感染症について

※京都府感染症情報センターより
http://www.pref.kyoto.jp/idsc/index.html
■京都府での定点当りの報告数
<令和6年第51週>令和6年12月16日~令和6年12月22日
感 染 症 名 定点当たりの報告数
京都府 前週比
 インフルエンザ 35.46
 COVID-19 3.38
 RSウイルス感染症 0.28
 咽頭結膜熱 0.78
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 2.84
 感染性胃腸炎 4.66
 水痘 0.09
 手足口病 0.39
 伝染性紅斑 0.54
 突発性発しん 0.14
 ヘルパンギーナ 0.01
 流行性耳下腺炎 0.04
 急性出血性結膜炎 0.00
 流行性角結膜炎 0.72

医療ニュース


今週、インフルエンザが急増しました。全国の定点当り報告数は42.66・京都府は35.46に増加し、流行発生警報の基準値の30を上回りました。京都府内の保健所別でも5分の7にあたる保健所で警報基準値を上回り、それ以外の基準値には満たない保健所でもすべてで注意報基準値を超えました。山城北の咽頭結膜熱・京都市右京区のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎は今週も警報レベルが継続。その他、新たに京都市西京区で伝染性紅斑が警報レベルに、京都市右京区で水痘が注意報レベルになりました。眼科定点は流行性角結膜炎が13件、基幹定点はマイコプラズマ肺炎11件が報告がされました。
全数報告対象の疾患は2類の結核が8件、4類のA型肝炎が1件、レジオネラ症が2件、5類は急性脳炎・劇症型溶血性レンサ球菌感染症・百日咳がそれぞれ2件、後天性免疫不全症候群(HIV感染症を含む)・麻しんがそれぞれ1件、梅毒が4件報告されました。
麻しん(はしか)の報告もありました。麻しんウイルスは、「基本再生産数(R0; 免疫を持たない集団の中で, 1人の感染者が平均して何名の二次感染者を発生させるかを推定した値)」がインフルエンザ(R0 1-31)等に比べて高く(R0 12-18)、WHOはアウトブレイクを防ぐうえで集団における麻しんワクチンの2回接種率を95%以上に保つ必要があると主張しています。京都府の2023年の麻しんワクチン2回接種率は91.1%でこの基準を下回っていますので、全2回のワクチン接種が未完了の人はこの機に接種完了をご検討ください。また発熱・発疹など、麻しんを疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に連絡のうえ、速やかに受診してください。